勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
とは野村克也さんの名言。
G党党首の自分としては、野村さんは天敵中の天敵だったけど
本当に素晴らしい監督、野球人だったと思うのであります。
この言葉は、経験値からでしか生まれない言葉。
勝つことがいかに難しくまた不可思議なことか、名将は私たちに残してくれました。
そんな中、昨日の日本vコスタリカはまさにそんな感じだったのではないでしょうか。
各ワイドショーは元代表選手などを招いて敗因を分析していた。
あたりまえだけど、後からはなんとでも言える。
そのこと自体はまったく悪いことだと思わないし、元代表選手がどんな分析をするのかは
俺だって知りたい情報なので、一応みる。
すると隣で見ていた奥さんが面白いことを言った。
「でもさ、これって本当なのかな?」
どういうこと?と聞くと、監督や選手がそのプレイをどう考えて選択したのか、
本人でない解説者が「◯◯だと思うんですよね」「◯◯だろうと思います」
という推測の域を越えない物言いに??を感じたのだという。
なるほどなぁ、確かに〜と思う、〜だろう、でも視聴者は〜だ、〜である、
と受け取る可能性が極めて高い。自分がそうだw
「Carpe diem」大切なことは、その日その日を摘むこと。
「負けた」という事実は受け入れ難い。
特に外野の方が受け入れ難い、とおじさんは見ています。
そらそうだ、選手たちは早々に次のスペイン戦に向けて心を切り替えているはずだ。
私たち外野は、星取表を見ながら勘定をはじめる。
次、ドイツが勝つと前提して、日本は1-1の引き分け以上で・・云々
などなど。
選手たちは、あたりまえだけど3戦全勝する予定だ。
相手がどうかは外野が考えることであって、彼はとにもかくにも勝つことだけを目指し動く。
そこには、タラもレバもない。
そんなことをしても意味がないからだ。
人間は感情の生き物だから、そんな簡単に切り替えられないかもしれないけど、
負けた試合に対してあのときああしとけば、こうだったら、など悔やむのは
ちょこっとだけにしておいた方がいいに決まってるのは、これまた誰もが知ってることだけど
やっぱりできないから私たちは迷うんだね。。
なので、おじさんとしては望まない結果になってしまったとき、やることを決めている。
周りが引くくらい全力でタラレバを言いまくる。1時間くらい。
タラレバはしつこいし、いつもついてくる。
だからもう最初にやつけてやる!おじさんはレバーも食えない。
なので頼まないし、仮に出てきたら避ける。
苦手なものは避ければいい、
どうしてもついてくるときは最初に思い切りつきあってやれ!
で、俺は先行くからもうついてくんなよ!と。背中越しに言ってやれ。
我々は誰しも死に向かっている。例外はない。
今日という日はもう来ないのだから、その日その日を摘むことが幸せの近道というか、王道だ。
とおじさんは思う。英語では「seize the day」というらしい。
最後に、、前園さんの解説は結構好きだ。
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