固い決意と柔らかい未来。
「日本三國」というマンガがおもろい。
それは表現だったり設定だったり、いろいろ。
で、やっぱりなんだけど、多くの人が「日本滅亡」ないしは「日本の暗い未来」を
題材にする。約20年前の就活時にすでに、日本三國風にいうと「日本ヤバない?」だった。
でも俺には海外に飛び出す勇気がなかった。就職する勇気もなかった。
そして、ハタチちょいにして何でもない無為な日が流れた。思い出したくもない。
だからといって今の若い人たちに「行動したほうがいいぜ!」「海外行った方がいいぜ!」
とか、言う気もまったくないので安心してほしい。
あれはあれだし、それはそれだ。時計の針を戻してもきっと同じことをするだろう。
青輝のような、氷のように固い誓いも約束も当時の俺にはなかった。
ずっと、水のように流れてきている。
水は低きに流れ、人は易きに流れる。
水は低い方に流れるように自然のなりゆき、理をとめることはできない。
同じように、人間は楽な方へ楽な方へと行きがちだ、という通説があるがそうでもないらしい。
性善説を説いた孟子は、水の流れにように人も性善説に則ればいい方へ行く、という解釈もできるが
諸説あるのでそこは各々シクヨロだ。
楽に稼げるバイトがあるよ、
これ上げたらバズるんじゃね?
共通点は、思考のなさだ。
人は考える生き物だ。考えるより先に動くのは時にはいいが、正の方向で頼む。
まあ、政治家もあんなだし、教師も微妙だし、親はわかってくれないし、というか話すことないし、
友だちには逆に話しづらいし、みたいなことだとは思う。
そんなときは、やっぱりマンガに限る。と思うのだよ。
重要なヒントがしこたま詰まってるかならな。流されてみようぜ。
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