ラグビーは人生そのものだ。
ボールに対する執着心が勝利を呼ぶように、
最後まであきらめない執着心が人生には必要なんだ。

LIFE

人間の運命は、生きることだ。

スクールウォーズをダイジェスト的に一気見してしまったため、連日のスクールウォーズネタスマソ。

「イソップ」という選手をご存知だろうか。

スクールウォーズに登場する高校ラガーマンで、脳腫瘍のため16歳で逝去してしまう。

スクールウォーズはラグビーの物語とされがちだが、ラグビーを通した生き方を描いたドラマである。

と、俺は思っている。

かのエディー・ジョーンズ(ラグビー日本代表前監督)が何かの記事で、

スクールウォーズはコーチングしてないよね」と言っていた。(リンクは別記事)

多感で繊細で、迷える高校生たちが成長していく様、これからの永い人生を生きていくための

ヒントを示唆してくる大河ドラマだ。ラグビーはあくまでも手段。なので、みんな見てね。

さて。

余命宣告をされた「イソップ」少年は、生きがいも目的も失い、

町のゴロつきとともにトルエンに走ってしまう。

病弱で真面目が学ランを着ている印象のイソップがついに悪の道に進んでしまう。

ケンジや仲間たちたちはイソップを真っ当な道に戻そうと必死です。

そしてトルエン売買の現場を押さえられてしまう。

「人は何のために生きてるんですか!安らかに死ねるものならいつ死んだっていいんです。でも今まで何のために生きてきたのか、それが何なのかわからなければ残された時間をどう過ごしていいのかわからないんです。先生、教えてください」

と涙ながらに訴えるが、先生たちは答えることができないでいる。そらそうだ。

そして、一番の友である大木大介(松村雄基さん)」は、そっとトルエンを渡すのだった。

「俺はお前に何もしてやれねぇ、せめて残された日を楽しく過ごせ」と。

そうしてイソップは再びトルエンの世界へと行ってしまう。

残された時間を燃焼しろ。

ケンジは、イソップを学校のグラウンドに連れてきて解くのだ。

何のために生きるか、それはお前がすでに答えをだしているじゃないか、と。

「ボールが生きている間はベストを尽くさなきゃ。最後まで諦めちゃだめだ。たとえ負けるとわかっている試合でも最後まで戦い抜く、それが漢だろ!ラガーマンだろ!」

とかつて試合中の大木大介に放ったセリフをケンジは伝えるのだった。

そしてタイトル回収。これは、イソップ亡き後の話し。

試合中、セルフジャッジをして勝ちがすんでのところで転げ落ちてしまった選手に

ケンジが発するセリフだ。イソップとのやりとりがあったからこその言葉。

非常に沁みる。そこでイソップを悪の道から連れ戻したときのセリフが蘇る。

「人間は誰でも死ぬんだ。残された時間を燃焼しろ、そこにお前の命の輝きがあるんだ!」

煉獄さんのようだ。

何のために生きるか。答えはないし、いかようにでも解釈できる。

ちなみにあなたは何のために生きる??自分のなりの答えを用意しとこうぜ。

ちなみに俺はもし聞かれたら、「あまり考えないようにしている」と答えるようにしている。

聞かれることはあまりないが。

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