お金と酸素は似ている。
酸素は生きていくために必要不可欠だが、酸素が猛毒であるのはわりと周知と思われる。
地球上の大気に酸素が約21%含まれているされているけれども、
これが6%以下になると6分以内に死んでしまうらしい。
高山病やダイビングの減圧症はまさに酸素濃度減少による。
人混みは昔から苦手だし、ましてや屋内での人混みなど絶対行きたくないけど
人が密集しているところは確かに息苦しい。
少なくなると死に、多くなると死ぬ。そういう環境に、我々は立っている。怖すぎるw
誰もがお金が欲しいというけど、いくら欲しいかを明言する人は少ない。
誰だってお金が欲しい。
Netflixの「模範家族」の主人公の言葉がその通りである。
大学教授の彼は目の前に突如現れた大金を危険と理解しながら、せしめてしまう。
そして、カネのために死に瀕することになる。
周りの人に「お金ほしい?」って聞いてみて欲しい。
「欲しいよ、そりゃ欲しいに決まってるでしょうよ!」
「じゃあ、いくら欲しい?」
「あるだけ、たくさん」
「たとえば?100万とか?1000万くらい?」
「・・・・・なんなの?お前」
「や、そのお金で何をするのかなぁ、と思って。貸せるなら貸そうかなって」
「え!?」
「お金ほしいんでしょ?」
「や、そういうじゃなくてお金欲しいかって聞くからだろ(怒)」
「なんだ、特に買いたいものとかあるわけじゃないんだ?」
「うーん、細かいことあげたらいっぱいあるけど、まあほら金あれば安心じゃん」
「そっか、安心したいんだね」
「安心、、安心、、そうね、安心できたら不安がなくなるじゃない?」
「簡単にお金貸してくれるような友だちいてよかったじゃん!安心だ〜」
「確かに!っしゃ、飲みいくか」
こんな感じになることを願う。
お金も大事だけど、気軽に飲みに行ける、話ができる人が身の回りにいることは幸せな人生だと思う。
おじさんになると特に沁みる。
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