昨日、区議選と区長選の投票に行ってきた。
世田谷区は82人の候補者に対し、50人が当選するという。
まず。
50人というのは妥当な数なのか、疑問。
そもそも区議の仕事がどんなものなか、イマイチ不明。
あととても不親切だと思ったことがひとつ。
投票所の記入台には、候補者の名前がずらりとならんだいつもの紙が貼ってある。
衆院や参院選ならそれなりに名前と顔が知った人がいたり、
そもそも候補者の人数も少ないのでそれほど問題でない。
区議選はどうか。
82人のうち、数人を覗いてほとんどはじめて見る顔。
事前に投函される候補者一覧の新聞で顔と名前をしるが、一致しない。
姓と名、どちらか一方がひらがな、ないしはすべてひらがな名が一般化し、
逆にわかりづれぇ・・
でももっと疑問なのは、具体策のない政策を掲げている人。
「いつまでに、何をやるか」を掲げるという初歩的な約束をしない。
やれ住み良い町をつくるだの、明るい未来をどうの、とか、
バカにしてんのか?と思うような読むに足らないものばかり。
少なくとも具体的な策を提示した候補者はいなかったように思う。
政治って、一言で言えば「予算の再配分」ってことですよね。
集めた税金を何に使うのか。というのを名言してくれないと。
「待機児童を減らします!そのために、保育園を増やします」というのもダメだ。
◯◯社出身!みたいな押し出しは、ビジネス感覚ありますよ、という
アピールなんだろうけど、こんな初歩的なことすらできてない。
任期の4年間に達成すべき目標を公言し、
現実的具体策を提示した候補者は残念ながらいなかった。
絵に描いた餅で当選できるなら、あ、俺でも当選できそうじゃん!
と思いそうだけど、政治は当選することが目的ではないから、
そんなうまくいかないだろうなぁ。
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