工夫しないと、自分で自分の背中は見えない。

就職系

自分が理解している「わたし」と他人が理解している「あなた」は、同一人物か?

就活の場面では、今も自己PRというのはあるんでしょうか?

おじさんたちの時代は、もうこれでみんなヒーヒー言ってたなぁ。自己分析ってやつ。

盛らないとつまんねぇし、盛り過ぎてもいけないし、絶妙なさじ加減を調整して。。懐かしいなぁ。

自己分析ってなんというか小っ恥ずかしいじゃない?

手前味噌感もありーの、あまり人に知られたくない部分もありーので、

良いもそうでないところも含めて「自分」だから、軽い苦業でしたね〜。

親しい友人数名に「俺ってどんな人間?」とか聞いてみたり、

すでに就職しているパイセンに文字に落とした自己PRを添削してもらったり。

そこで初めて、自分のいいところや自分でも気づいていないイケてない部分を知ることになる。

友人たちには、私たちの顔も背中も見えている。全体を俯瞰してみることができる。

ところが私たちにはそれができない。厳密にいうとしづらい。

見えいているものも違うし、見ている視点も異なるので、当然、

「わたし」と「あなた」も違う。

本当に自分はひとつじゃない??

作家、平野啓一郎さんに私とは何かという著書がある。

まだ、と言う方は是非おすすめします。

まえがきに

「オレはオレで通ってる」という人がいれば、周りが非常に寛大で、忍耐強く彼を受け容れているだけなのではないだろうか?

という一説がでてくる。

私たちは他者とのコミュニケーションによって人格が形成される。

学校でのわたし、職場でのわたし、家族といるときのわたし。

そのどれもが自分自身である。

なので、いつでもどこでもオレはオレなんでシクヨロな人には周囲は困っちゃうわけ。

困っちゃうけどちょっと羨ましいよね。

就活の場面で自己PRしてください、と言われたらどの自分を出すのもOKだと思う。

なので、今置かれた自分の場面での自分はどんな自分かを冷静に分析しておくと有利かも。

面接によって、トランプのように出すカードを変更可能だ。これは強みになると思う。

いろんな自分を理解していることは、就職してからの人生でも大いに役立つ。

面接官が何を見ているかはわからないし、向こうも人間だから縁も多分に影響するでしょう。

ただ、あくまでも就職の面接の場なので「オレがオレが」はキツいのかもしれないですね。

で、頭が真っ白になって考えていたことの半分も言えなかったという場合もあるだろうし、

突拍子もないことを聞かれてうまいこと返せなかったということもあると思うけど、

そのどちらも自分。そういう自分を認識して、次へいけばいいだけ。

サッカー日本代表だってそうよ。次のスペイン戦に全力で臨めばいいだけ。

盛るのは化粧したりオシャレするのとなんらかわらないので、じゃんじゃん盛っていこう。

盛り=嘘、じゃないからね。

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